藤田嗣治「秋田娘」
(昭和12年制作
(昭和20年頃後刷)




本作の舞台、秋田にはこれまで講演会やワークショップの実施で9年通っています。
その秋田の地で、藤田嗣治(ふじたつぐはる・Leonard Foujita:1886(明治19)年〜1968(昭和43)年の傑作
「秋田の行事」(平野政吉美術館所蔵)に出会い、横20メートルもある大作に圧倒されました。
藤田の少しへそ曲がりで頑固な性格にも親しみを覚え、
かの大作と同じ、「秋田」と名のつく作品に東京で出会ったとき、迷わず購入した一作です。


(2009.10.3)