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東京墨田両国のCBプロデュース
松本イッコーと葛飾北斎のビッグウェーブがやってきた!
細内所長と松本指物師による葛飾北斎アーティクル

今、再び葛飾北斎が大ブーム。 東京墨田の指物師(さしものし)松本イッコーと長野県小布施町をつなげて、細内所長が北斎グッズをプロデュースしたのが20年前である。


当時の東京下町・墨田の仲間たち

当時江戸東京博物館の墨田区観光協会のコーナーで売られていたものが、北斎漫画から採った次の写真の北斎文鎮であり、販売成果はまずまずだった(当時小布施町のまちづくり会社ア・ラ・小布施でも販売された)。


細内所長とすみだの指物師松本イッコー(故人)と二人で企画制作した北斎グッズ(神代木をベースに金属の文鎮をセットしたもの)である。


北斎漫画の百面相(最上段左の2つ:鼻息と割り箸がモデルだった)


当時のCBNの実装実験事務所、CBNすみだ分室

江戸小紋でプロデュースした1点もの特注品ベスト(メイドインすみだ)


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北斎の落款入りの法被 (小布施町の方から頂きました)


*大名屋敷から出てきた神代木を使用したイッコーの遺作、小布施栗のコースターと栗のブロンズ


小布施栗をテーマに神代木で作った栗の木工(松本イッコー遺作)

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*細内所長とイッコーの共同制作”木彫(きぼ)りんぐ”という栗の木工づくり道具セット。これも販売されていた。
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細内所長のCB総研から北斎関係の書籍・資料がたくさん出てきた。

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シルバーの北斎文鎮(松本イッコー遺作)、ブロンズもある

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コミュニティ・ビジネスの社会実装実験をする事務所(CBNすみだ分室)が、北斎が娘と一緒に暮らしていた本所割下水近くの現在の両国3丁目辺りにあり、当時榛の木のある稲荷神社の前のラーメン屋に、事務所からランチで通う度に、葛飾北斎のことを思い出したものだ(北斎の弟子が描いた北斎が娘と一緒にいる室内の絵が残っている:次の写真はそれを再現したもの)。

すみだ北斎美術館の葛飾北斎と娘お栄


CBNのマーク付きプリント衣料(メイドインすみだ)も制作した

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そして20年前に小布施の岩松院で天井に描かれた北斎の八方睨みの鳳凰画を寝転んで友人と一緒に眺めたことを思い出した。今でも海外で一番知られている日本人は葛飾北斎なのだ。そのビッグウェーブが今、再び起きている。
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*松本イッコーの遺作、CBNコミュニティ・ビジネス・ネットワークの看板
彼はすみだトリフォニーホールのドアーの取っ手も手づくりで制作している。すみだの指物師松本イッコー氏の鬼籍入りをたいへん残念に思う。謹んでご冥福をお祈りする 合掌

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そして東京墨田区のCB紹介として子供向けのCB絵本『まちにやさしい仕事』が作られた。絵本は近隣の小学校に無償で届けられた。

メイドインすみだの絵本『まちにやさしい仕事』 絵本は、NHKの朝のニュースや朝日新聞にも取り上げられた。

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1997年3月にすみだ産業会館で行われたCBN設立シンポジウム。師匠玉井袈裟男先生も長野県松本から参加。

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こうした東京の下町・墨田における一連のコミュニティ・ビジネスの活動を纏めた書籍・上記2冊が1999年に中央大学出版部とぎょうせい社から上梓されている。


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